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AI検索に古いサービス情報が出る|終了ページの扱いを決める

AI検索に古い情報が残る場合は、終了ページを一律に消さず、後継先と履歴需要、誤公開かを確かめて、更新・恒久転送・削除を選びます。再確認まで迷わない判断表を紹介します。

株式会社adding LLMO編集部#llmo#ai-overviews
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AI検索に古い情報が出るときは、「対応する後継ページがあるか」「終了後も履歴として読まれるか」「そもそも誤公開か」で終了ページの処理を分けます。後継へ役割が完全に移ったページは恒久転送、履歴需要があるページは終了情報へ更新、残す理由のない誤公開ページは404または410が基本です。

AIの回答がすぐ変わるとは限らないため、旧URLの応答、表示内容、再クロール後の検索結果を同じ台帳で再確認します。どこまで確かめたら「対応済み」とするかも先に決めます。

以下で扱うインデックス、リダイレクト、再クロールの仕様はGoogle検索の公式資料に基づきます。対象範囲はGoogle検索です。他社のAI検索は各サービスの仕様に沿って確認し、AI回答での引用や更新は保証されない前提で記録します。

AI検索の古い情報は、ページの役割から処理を決める

終了した商品やサービスのURLには、削除、転送、終了情報への更新という選択肢があります。履歴として必要なページを消すと、既存利用者が確認すべき説明まで失われます。履歴需要のない旧ページを残すと、販売中に見える古い説明が残ります。

処理の起点はページの現在の役割です。アクセス数は優先順位づけに使えても、残す理由そのものにはなりません。

  • 後継先がある:旧ページの目的を引き継ぐ、内容の対応したURLがあるか
  • 履歴需要がある:既存利用者が終了対象、終了後の扱い、後継先を確認する必要があるか
  • 誤公開である:正式な案内として公開した事実がなく、保存すべき履歴もないか

三条件は重なることがあります。後継サービスが存在しても旧仕様の確認需要があれば、終了ページを残す判断があり得ます。まず「旧URLを独立して残す利用者向けの役割があるか」を確定し、その後に後継先の有無を当てはめます。

終了ページの扱いを選ぶ判断表

次の表は、公式資料を根拠に組み立てた運用上の提案です。ページ単位で条件を確認し、処理と再確認記録を一緒に選びます。

条件選ぶ処理ページで確かめること台帳に残す再確認記録
対応する後継ページがあり、旧ページを独立して残す履歴需要がない旧URLから後継URLへ301または308で恒久転送転送先がトップページなどの大きすぎる受け皿ではなく、旧ページの目的に対応している旧URL、後継URL、判断条件、HTTP応答、実施日、再クロール確認日、Google検索での再確認結果
履歴需要があり、終了後も旧URLで説明する必要がある200応答のページを、終了案内として更新して残す終了済みであること、終了対象、利用可能な後継先が見える本文にあり、販売中と誤認させる記述が残っていない旧URL、終了表示の確認箇所、HTTP応答、実施日、再クロール確認日、Google検索での再確認結果
誤公開で、履歴需要も適切な後継先もない公開内容を削除し、404または410を返すエラー文を表示するだけの200応答になっていない旧URL、誤公開とした根拠、HTTP応答、実施日、再クロール確認日、Google検索での再確認結果
ページは利用者向けに残すが、Google検索への掲載だけを止める必要があるページを維持してnoindexを選ぶ「URL自体をなくす」処理と「Google検索に掲載しない」処理を混同していない旧URL、ページを残す理由、noindexの実装確認、実施日、再クロール確認日、Google検索での再確認結果

「削除済み」「転送済み」だけでは、後から理由を検証できません。判断条件と確認箇所も残します。

後継先があっても、履歴需要を先に確認する

旧サービスと後継サービスの名称が似ていても、旧ページにしかない終了対象や既存利用者向けの案内が必要なら、ページの役割は完全には移っていません。その場合は200応答の終了ページとして更新し、後継先を本文から案内します。旧ページの用件を後継ページだけで満たせるなら、恒久転送を選べます。

2026年9月21日時点で、Google検索は301または308のサーバー側リダイレクトを、転送先を正規URLとして扱うためのシグナルと説明し、恒久移転では可能な限り恒久的なサーバー側リダイレクトを推奨しています。これはGoogle検索に関する挙動であり、他社AIの参照先変更を保証するものではありません。Google Search Central「Redirects and Google Search」

履歴として残すなら「終了した」と読めるページへ変える

履歴需要があるページでは、タイトル付近と本文の両方を見て、終了済みと判別できる状態にします。終了日など確認できない情報は推測で補わず、自社で確認できる終了対象と現状を記載します。後継先がある場合は、終了した対象と移行先の対応関係まで明記します。

元の販売案内の末尾に注記を足したら、申込導線や利用可能と読める表現も含めてページ全体を点検します。目的は現状と本文の不一致をなくすことであり、AI回答での引用や検索流入への効果を約束する施策ではありません。

2026年9月21日時点で、Google検索では2xx応答の内容はインデックス処理の対象になり得ますが、登録は保証されません。また、内容がエラーを示すページ、空ページ、エラーメッセージはsoft 404として扱われ得ると案内されています。200で残す終了ページには、利用者が必要とする終了情報を掲載します。Google Crawling Infrastructure「How HTTP status codes affect Google's crawlers」

更新日や確認日の見せ方も同時に整える場合は、AI検索に伝わる更新日表示の設計も確認してください。表示する日付は、実際に確認・変更した内容と対応させます。

誤公開の削除と、検索掲載の停止を分ける

正式な履歴として残す必要がなく、対応する後継先もない誤公開URLを、無関係なページへ転送する理由はありません。運用上の提案として、公開内容を削除し、404または410を返します。

2026年9月21日時点で、Googleは4xx応答のコンテンツを使用せず、Google検索ではそのURLをインデックスせず、既に登録されたURLも時間の経過とともに削除すると説明しています。429を除く4xxは同様に扱われ、404と410も含まれます。Google Crawling Infrastructure「How HTTP status codes affect Google's crawlers」

利用者が直接URLを開く用途を維持し、Google検索への掲載を止める場合はnoindexが選択肢です。404・410はURLの廃止、noindexはページを維持したうえでの掲載制御として、台帳でも処理名を分けます。

GoogleのAI機能で再確認する範囲

2026年9月21日時点で、GoogleのAI OverviewsまたはAI Modeに補助リンクとして表示されるには、ページがGoogle検索にインデックスされ、スニペット付きで表示可能である必要があり、追加の技術要件はないと公式資料に記載されています。同じ資料は、要件やベストプラクティスを満たしても、クロール、インデックス登録、表示は保証されないとも明記しています。Google Search Central「AI Features and Your Website」

したがって、処理台帳の結果欄へ「AI回答から削除完了」「引用先変更を保証」とは記録しません。観測した場所と時点を限定し、「旧URLの応答を確認」「Google検索で旧表示を再確認」「確認時点では表示を確認できず」のように、実際に確かめた状態を書きます。他社AIは各サービスで別に観測し、Googleの再クロール依頼を他社への更新依頼として扱わないようにします。

Google検索のAI機能については、nosnippet、data-nosnippet、max-snippet、noindexが表示情報を制限する手段として案内されています。変更の反映には再クロールと処理を待つ必要があり、URL Inspectionで実装確認と再クロール依頼ができます。これも2026年9月21日時点のGoogle検索の仕様です。Google Search Central「AI Features and Your Website」

古い情報がすでに回答として現れている場合は、AI検索の誤情報へ対応する確認手順に沿って、表示文言と参照先も記録します。まず自社ページの現状とURL処理が一致しているかを確かめます。

再確認台帳を「対応済み」の根拠にする

台帳には、少なくとも次の項目を一行にまとめます。ページ処理と観測結果を対応づけるための運用上の提案であり、Googleが指定する様式ではありません。

  • 旧URLと、転送する場合の後継URL
  • 後継あり・履歴需要あり・誤公開のどれで判断したか
  • 更新、301・308、404・410、noindexのどれを選んだか
  • 転送先、または終了表示を確認できる本文上の箇所
  • HTTP応答、またはnoindexの実装状態
  • 実施日と再クロール確認日
  • Google検索で再確認した結果と確認日

実施日は社内の作業、HTTP応答は外部から確認できる実装、検索結果は観測時点の表示を示します。三つを別欄に置き、「確認時点で表示あり」「確認時点で表示を確認できず」のように確認事実を残します。

対応完了の判定は旧URLごとに行います。後継ページが用件を引き継ぎ、履歴需要がないURLは恒久転送。終了後も説明の役割が残るURLは、販売中に見える記述を改めた終了ページ。履歴も後継先もない誤公開URLは404または410です。選んだ処理、HTTP応答、再クロール後の観測結果が台帳の同じ行で確認できた時点を、そのURLの再確認完了とします。AI回答の変化は別の観測結果として日付と対象サービスを追記します。